2024年もあと残すところわずか。ついに釣納めです!いやー本当はもうちょっと行きたかったんですけどねえ。年末は立て込んでいまして。
今回もいつもの友人との釣行です。
で、久々に日中フカセをしようかという話になりまして。いつもは夕マズメか夜釣りなのですが、たまには日中釣りをしないと釣りの腕が落ちてしまうと思うんですよね・・・。
夏に折ってしまった磯竿1.25号も修理し、2500番のレバーブレーキも新たなラインに巻き替えました。やる気満々!釣っちゃうぞ~!
釣りデータ
【時間】14:00-15:00(坂田墓場下) 17:00-20:00(社用地下の磯)
【タックル】
1.25号磯竿 2500番レバーブレーキ 道糸2号 ハリス1.75号(坂田墓場下)
3号磯竿 6000番レバーブレーキ 道糸8号 ハリス5号(社用地下の磯)
【付け餌】オキアミM オキアミ2L
【コマセ】オキアミ3kg×2 グレパン 夜釣りパワー白
【水温】17.4℃

【当日の状況】

坂田墓場下の釣り場まで
この磯は初めてです。場所は洲崎灯台の手前にあります。館山には珍しく水深が竿1本以上はあるとのこと。なので、日中の釣り場に向いている場所ですね。坂田の無名磯から比較的近い磯です。
いつもの駐車スペースに車を停めて1kmくらい歩いていきます。結構遠いですね。
雑誌ではピンクの家の脇の道を入ると書いてありますが、そんな家は見当たりません。もしかしてこの家かな?ピンクではなく緑色の外壁。でも塗り替えたばかりな感じですね。昔はピンク色だったのかも。
家の脇に海へ続いていそうな小道があります。覗いてみると雑誌で紹介されていた墓場が見えますね。うん、ここだな。小道から草むらを抜けると磯が見えてきました。洲崎特有の砂岩質の磯ですね。よく滑るので注意が必要です。

雑誌によると釣り座は主に2か所。

釣り座から海をのぞき込むとかなり深そうです。この日の海は穏やかで海底がはっきり見えますね。雑誌では凪だと期待薄とのことだけど・・・汗
とりあえずやってみますか。準備していきます。
木っ端とライントラブルと
まずはコマセを撒いて様子を見てみますか。するとエサ取りの大群!うわーまじか。これは手強そうです。
次に仕掛を作って水深を測ってみますか。大体2ヒロといったところですかね。これから潮位が上がるのでもう少し深くなるかもしれません。
釣り座の足元から1mくらい張り出しがあって、そこから先が落ち込んでいる地形ですね。道糸は2号ハリスは1.75号なので、足元に突っ込まれると切られちゃいそう。エサ取りをコマセで釘づけにして離れた磯際を流すか・・・。とか色々考えながら釣りスタートです。
冬仕様の上着を着て防寒対策ばっちりですが、今日は結構気温が高い。暑いくらいかも。
波もないのでウキは好感度の棒タイプ自作ウキを使うことにしました。
ゆらゆら磯際を流していると・・・。すーっと海中に引き込まれていきます。
まずは10cmくらいのベラ。ふむふむ。大群で泳いでいる餌取りはボラの子供ですかね。結構細長い魚です。針掛かりはしないけどエサだけを奪っていくやつです。厄介だな。
少し沖側を狙うか。とキャストをしたところまさかのライントラブル発生。うわーやっちまった。前日にラインを巻替えたからか、なじんでおらずラインがバサッと出てしまってますね。
直すのに約10分。するとその間に仕掛は根掛かり・・・。くそー外れない。すると道糸から切れてしまいました。ウキは何とか回収できたものの、その後も釣れてもベラ。
そして再度のライントラブル。だめだー釣りに集中できん!友人もあまり釣れていない様子。時間ももうすぐ15時ですね。場所を変えるなら早い方がいい。よし、撤収だ!
ここはもうちょっと荒れた時に来てみたいですね。行き方が分かっただけでも良しとしますか。
社用地下の磯にて
ここは前回友人が爆釣した場所です。ただ、前回爆釣したからと言って今回も、というわけにはいかないのが釣りの難しいところ。むしろ期待をもって行くとダメな時が多い笑
車を走らせること10分。いつもの駐車位置に停めて小道を歩いていきます。3分ほど歩くともう海です。
釣り座までもかなり近いですね。ただ、満潮時はブーツ、長靴だと渡れないですね。私はヒップウェーダー、友人はウェーダーを装着し、足にはアイゼンを付けて渡ります。
ここの磯も良く滑るんですよね~。館山の磯は本当に良く滑ります。私も何度か転んでいます笑 なのでアイゼンもしくはフェルトスパイクは必須になります。
釣り座に上がり、海の様子を見るとたまに大きめのうねりが入ってきますが、比較的穏やか。坂田墓場下とは雰囲気が違います。夏によく行った坂田の無名磯も今日午前中に行った墓場下も館山湾内にあるので波は比較的穏やかです。逆に洲崎や西川名は太平洋側になるので波は高めでうねりも入りやすい。
体感としては夜磯は穏やかな方が釣果が良いので、今回の状況は比較的良い感じです。
さて、私は目の前の根と釣り座の間を、友人は10m先の根の周辺を狙うことにしました。前回と同じですね。
開始して30分。エサは取られません。これが良いのか悪いのか。全く取られないとちょっと不安になります。
すでに周りは真っ暗。どんどん風も強くなってきました。風横になるのでやりにくい。というか寒い!もう夜釣りは厳しい気温かもしれません。指先、足先から寒さが深々と凍みてくる感じ。逆に海水は温かいです笑
仕掛けを入れると沖側に流れる潮です。ウキを流すと友人の狙っている根の付近まで漂っていくなあ。ということは友人側にコマセが溜まっているのかな。前回よりも潮の流れが強い気がします。どう狙っていくか悩む・・・。
ある程度流しては回収し、目の前の磯の周辺を丁寧に狙うことにしました。すると、磯から沖への潮の流れに乗って5mほど進んだころ、ウキがじわーっと沈んでいきます。
おっきた!さっと竿を立てるも空振り。あれーなんでだ。リールを確認するとドラグがゆるゆる状態。まさかの痛恨ミス。釣行の後はリールを洗いますが、そのときにドラグを緩めて陰干してそのままの状態でした・・・。
さっきのは魚だったよなー。くそう。
気を取り直して再度仕掛けを流します。すると同じような場所でまたウキがつつーっと海中に沈みます。
今度は外さん!グッと合わせると中々の重量感!
やった!するといきなり強烈な走り!うわっなんだ?竿を立てながら耐えて何とか寄せます。
パワーはあるけど、そこまでの重量感はないかな。よし、抜き上げいけそう。
ズボっと抜いて磯にランディング。なんだろ。
見るとなんと40あるなしの尾長!やったーー!

前回は友人が釣りあげたので悔しい思いをしましたが、今度は自分で釣ることができました。嬉しい・・・!
ちなみに前回友人が釣りあげた尾長の口の中にはタイノエがいたらしいです笑 俺のは大丈夫かな^^;針を外すときに恐る恐る見るとタイノエさんは不在でした。良かった笑
コマセが効いてきて魚たちが寄り始めたのかもしれません。チャンスタイムですね。
すると今度は友人が竿を曲げています。上がってきたのは38センチほどの体格の良い口太。うーんすばらしい。お互い1匹ずつキープできました。

よーしここからだね。
・・・ところがここからピタッと食いが止まります。エサすら取られなくなりました。風はどんどん強くなり、水位はどんどん下がっていきます。
あーこれはダメかも。ここは水深が浅いのである程度潮位がないと潮は動かないようです。
満潮付近ではないと厳しい場所なのかもしれません。
最後の悪あがきとして、コマセのドカ撒きとオキアミ2匹掛けで出来るだけ目立たせて、目の前の根の間を流してみることにしました。
するとウキがスーっと入っていきます。
グッと竿を立てると、重量感というか動かない!あっ根掛かりか。やっちまったーと思っていたら、竿が微妙にぶるぶる震えています。
え、やっぱり魚が付いてる?必死に竿を立てますが全然上がってきません。
なんだなんだ?
すると力尽きたのか海面に浮かんできました。その正体は・・・
ウツボでした笑 しかもそんなに大きくない^^; なんとかずり上げて針を外そうとみてみると、スレ掛かりでした。どおりで動かないわけだ笑
最後の最後は変な落ちが付いてしまいましたが、これにて終了です。

個人的には尾長が嬉しいので良い釣納になりました。来年もまたきまーす。
17:25 尾長 39センチ (オキアミ)
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