前回の釣行では私も息子もデカそうな魚を逃してまして、かなり悔しい思いもしました。あれから、二人であの魚は何だったのか、こうすれば取れたんじゃないのかとよく話をしていまして笑
だったら、リベンジに行く?夏休みも最後だし行っちゃうか!ということで、また行くことにしました。行先はもちろん「坂田の無名磯」です!
釣りデータ
【時間】17:00-21:00
【水温】測り忘れです。
【付け餌】 オキアミLサイズ
【当日の状況】
釣り場まで
今回は海水浴はなし。釣り一本です。お盆も過ぎていますので、クラゲも怖いですからね。
16時頃に「マリンスポット釣吉」さんに到着。オキアミと夜釣りパワー白と付けエサを購入しました。
まだまだ暑いですが、この日は雲が多く比較的風もあり釣りには良い環境です。
まずはODOYAに寄って晩御飯と飲み物を購入します。このスーパーもなんだか馴染みになってきましたねえ。ここから車を走らせること約10分。いつもの駐車スペースに車を停めて釣り場に向かいます。
ビーチにも磯にも誰もいません。8月の終わりだしなあ。磯まで歩き荷物を降ろして釣りの準備を始めます。
風があるとはいえ背負子で重い荷物を担ぎ、崖を降りて10分ほど歩いたので汗びっしょり。まずは水分補給。ふうー疲れた。波は穏やかですね。この磯は穏やかな方が釣果が上がるので期待大ですね。
前回の息子用のタックルは3000番リール、3号道糸、2.5号ハリスで挑むも2回ハリス切れ。なので今回は、4000番リール、4号道糸、3.5号ハリスとさらに強力にしました。
これなら大抵の魚は取れるはず。むしろ強すぎるくらいです。
高級魚が・・・!
まずは息子の竿をセットし釣り開始です。釣りは息子氏に任せて、私は3号磯竿の仕掛けを組み始めました。
すると、いきなり「きた!」との声。見ると竿が曲がっています。まだ明るい時間なのでそんなに大きなのは来ないはず・・・。
結構突っ込んでいるようですが、自力で手前まで寄せて抜き上げ成功!おぉーやったな。さて、何が釣れたかな。
うぉ!フエダイだ!すげーーー!・・・小さいけどw なんと20センチには満たない小さなフエダイでした。
ふと、前回針外れしてしまったスゴイ引きの魚を思い出します。やはり奴はフエダイだったんじゃないか・・・?息子は引きの強さからもっと大きな魚だと思っていたみたいで「あれー?」と言っていましたが、すごく高級な魚なんだよと伝えると嬉しそう。よかったよかった。
3号磯竿の仕掛けも組み終わったので、息子のウキを見ていると、スーっと沈んでいきます。さっと立てる竿。さっきよりもでかそう!
というか竿がのされていますね笑 前回は見守ってハリス切れだったので、少し竿を持ってあげて補助してあげるか。なかなか良い引きをしています。なんだろう。竿でのコントロールを教えつつ手前に寄ってくると魚が見えてきました。
うん、アイゴですね!笑 1.5号竿なので念のためにタモですくいました。サイズは30超でしょうか。アイゴは引きますからねえ。息子にとっては初めての30オーバー。しかもアイゴなので強烈な引きを堪能できたのではないでしょうか。
ここで、息子はお腹が減ったというので私とバッター交替。日は落ちる前ですが私が竿を持つことになりました。今日も右から左の潮です。ちょっと流れが速いかな。
落ち込み先から1mほど沖の場所を狙っていきます。いつもの場所ですね。タナは強気に2ヒロ。根掛かり上等です。エサは取られたり取られなかったり。今回もボラっこの群れがいますが、数は少ないですね。
するとウキがじんわり沈んで戻ってきません。きた!竿を立てるとズシッとした重量感。お、結構デカいぞ。勢いよく突っ込むなあ。メジナかな。竿を立てて手前に寄せていきます。
もう少しからといったところで急にググっと強烈な引き!あっやばっ・・・ハリスを切られてしまいました。あちゃー。3.5号ハリスなので大丈夫だと思ったのですが駄目でした。ここは足場から2mほどに根が沈んでいて、そこに潜られるとハリスが当たって切れてしまうんですよね。
まだ夕マズメ前で少し早い気もしますが、夜磯用の竿を出すしかありませんな。竿チェンジです。
爆釣タイム突入
3号磯竿となると息子には重すぎます。どうする?と聞いたら、それでも大きいのを釣ってほしいとのことで、ここからは私が専念することにしました。申し訳ない。
息子は晩御飯を食べながら応援に専念するとのこと笑 西日がまぶしい時間ですね。今回は釣り座から東寄りに狙っているのでウキがよく見えます。ちょっと早いですがウミホタルをウキに装着して開始します。
さきほどと同じ場所を狙っているとウキがすーっと引き込まれていきます。さっと竿を立てるとかなりの重量感!根に突っ込みますが3号磯竿なのでそうはさせません。ゴリ巻きで寄せて難なく抜き出します。
上がってきたのは38センチのメジナ!おーでかい!幸先の良いスタートですね。やはりこのサイズが入ってきていますね。どんどん行きましょう。
するとまたもやジワーっと沈むウキ。そういえばケミホタルが海に沈む色って好きなんですよね。海に沈んで光がゆらゆらする感じが幻想的でワクワクします。
こんどは大した重量感ではありません。なんだろ?
抜き上げると、あれ?この子は何だ?フエフキかな。初めて釣りました。へーこんなのもいるんだ。
小さいけど記念に持って帰りますか。美味しいのかな?
すっかりあたりは暗くなり、夜磯といった雰囲気になってきました。
巨大なヤツ
ここから少しあたりが遠のきます。エサは取られるのでエサ取りが来ているんでしょうね~。なかなか掛けることができません。19:30が満潮なので、そこから下げるタイミングが勝負ですね。
私もいったん休憩し食事をとることに。仕掛けを投入し竿掛けに竿を置いて晩御飯を食べます。見上げると雲の合間から星空が。やっぱりきれいだなあ館山。マジで移住したい。
近くの別荘でBBQでもしているのか肉の焼けるいい匂いがします。すると「ウキが沈んでいるよ!」との息子の声にふと我に返り、慌てて駆け寄るもエサは取られた後・・・。
息子曰くかなり深くウキが沈んでいったので間違いなく魚だったとのこと。晩御飯を急いで食べて釣り再開です。すでに下げ潮に入っていてチャンスタイム。ここは逃したくないところ。コマセを集中的に聞かせて落ち込みの先を狙っていきます。
上げから下げに変わりましたが、潮の流れは相変わらず右から左です。仕掛けを投入し約5mほどウキが流された時、スーっと沈んでいきます。きたか!
竿を立てると同時にズズンッとした重量感!これはでかい! 竿を立てますが沈み根の方へ突っ込んでいきます。
うぉエグイ引き・・・レバーブレーキを駆使し立て直す・・・!こうなったら力勝負。6000番レマーレの力を信じ力が弱まった瞬間にゴリ巻きします。しかし、再度強烈な引き!せっかく巻いたラインがドラグ音とともに吐き出されていきます。粘るなこいつ・・・!
こちらも汗だくです。心臓はバクバク。逃したくない!すでに息子はタモを持ってスタンバイ。気が利くね!
赤いヘッドライト越しに見えた魚体はかなり大高があります。なんだろ?ついに観念したのかタモにネットイン。
いやったああ!引き上げようとしますがかなりの重さ。必死に磯にずり上げて息子と一緒に駆け寄ると、まず見えたのは大きな口、そして歯!でっかい!
なんと大型のクロダイでした!息子と大はしゃぎしながらサイズを測るとなんと52センチ!年無しだ!すげーーーー!
大きさの割には重さは約1.9kgと少しやせていますが、こんな大きいのは初めてです。あまりのデカさにビビる息子氏w いやー久々に自慢できるサイズを釣ることができました。
いやー感無量です。もう正直お腹いっぱいの釣果ですが、コマセもまだ残っていますし再開します。
息子と「もう釣れなくてもいいよね?笑」とか軽口をたたきながら、コマセを急ピッチで撒いていきます。今のところ、フエダイ、アイゴ、メジナ、フエフキ、クロダイとすべて異なる魚が釣れています。
「次は何が良い?」「うーん。じゃあイサキで!」イサキとすぐに出てくる小学校低学年の息子。釣り人として順調に育っていますね笑
すると、先ほどのクロダイを掛けた場所でウキが沈みます。合わせると中々の引き。ですがすぐに力尽きて寄ってきます。この引き方はまさか。
なんとイサキでした!しかも36センチとなかなかの良型。いやー本当に釣れるとは笑 子供と大笑いしました。
もうこれで思い残すことはありません。あとはコマセを撒ききって撤収ですね。
すると、ウキがシュパッと海に沈んでいきます。なかなかの引き!上がってきたのは32センチくらいのメジナでした。このサイズなら息子のタックルでも取れると思うんだけどなあ。
最後にメジナを追加し、大満足で釣り場を後にしました。
で、ぶっちゃけた話ですが、前回の針外れしたヤツの方が今回の年無クロダイよりも引きが強かったんですよねえ・・・。やっぱりフエダイな気がする!笑
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