令和6年の釣初めは伊豆で開始しましたが、やはりホームの館山でも釣初めしないとですよね!
ということで行ってきました、洲崎西港遊歩道先の磯です
ここは、昨年に初めて行った場所ですが夏の夜磯ではかなりのポテンシャルのある場所です。めっちゃ釣れますw
さて、冬はどうでしょうか。釣れるといいけど・・・。
釣りデータ
【時間】13:45ー20:15
【水温】15.6℃
【コマセ】オキアミ3kg アミエビ1kg グレパン(マリンスポット釣吉オリジナル)
【付けエサ】ノリ くわせオキアミスーパーハードL
【当日の状況】
釣り場まで
今回は私と会社の後輩との2名で行くことにしました。久々にフカセをするそうなのでぜひ釣ってもらいたいですね。
「マリンスポット釣吉」に12時集合です。お店のドアを見ると「メジナダービー」が始まっているようです。釣れたら参加してみたいなあ。いや、あくまで釣れたらですけどね笑
15時くらいまでブダイを狙いつつ、夕マズメからメジナを釣る作戦です。前回の宇佐美と同じですね。
予報では北東7mの風でしたが、車から見る館山湾は穏やかそのものです。波は予報通り全然ありませんね。風はたまに吹いている様子です。
洲崎西港に着きました。こんな早い時間は初めてですね。夜とは印象が違います。船宿のお客さんっぽい人が結構歩いています。ここは船宿でも有名な港です。
気温は1月とは思えないくらいの陽気です。背負子を背負って歩いていると汗ばむくらいです。10分ほど歩き磯に到着しました。
ブダイ釣り
満潮から干潮の間の下げの時間ですがかなり潮が引いています。波はほぼなく凪状態。そして風もたまに北東から吹くくらいで穏やかです。
防寒対策ばっちりできたのですが、逆に暑いくらいですね。
後輩君はこの磯は初めてらしいのでポイントを説明して、それぞれ準備を開始します。
まずはブダイを釣りますか。宇佐美はブダイがたくさんいましたがここはどうかな。仕掛けを磯際に流していきますが反応はありません。
30分ほど探りましたが反応がないのでポイントを変えてみました。
ミゾを狙っていきます。主に離れ根の際を丹念に探っていきます。ところが反応はありません。
意外と足元にいたりして?近くを流してみることにしました。
同行者は10mほど離れた場所でブダイを狙っていますが、あちらも釣れていない様子。ありゃ、、、ここにはブダイいないのかな。
と、目を離していると、ウキがありません。あれ?水中に沈んでいます。
おっ、きたか?合わせると竿にグッとくる重み。魚です。この引きはブダイですね。あまり引きませんがなかなかの重量感。手前まで寄せていきます。なかなかのサイズですねー。
1.25号の竿なので抜き上げるわけにはいきません。慣れないタモ入れに四苦八苦しながらもなんとかゲットできました。すごく体格の良いブダイです。
針を外すときに口の中にチラっと白い物体が見えました。そう、「タイノエ」です。マダイとかの魚の口の中に寄生する甲殻生物ですね。げげっ苦手なんだよな・・・。ほかのブダイが釣れたらこの子はリリースしようかな。
タイノエに寄生されている個体は痩せていることが多いのですが、この子はずいぶん太っていますね。美味しそうです。
タイノエが釣れた
同行者はまだ釣れていない様子。なので、こちら側で釣ってもらうことにしました。
私は夕マズメに備えてコマセを作っておきます。段々北東の風が強くなってきましたが、釣り出来ないほどではありません。海がむしろ凪の状態。風で多少荒れてくれた方がいいんですが・・・。干潮が18時ごろなのですが、すでにかなり引いています。もともと浅い場所ですからねえ。ここまで潮が引いてしまうと釣りが成立するのか怪しくなってきました。
と、同行者から「きました!」との声が。お、やっとブダイがきたかな?
ですが、竿が曲がっていないぞ? あーバラしてますね。針外れかな。
すると針の先になりやら白い物体が付いています。ん・・・?
よく見たらなんとタイノエですw 頭にしっかりフッキングされていますねーw 同行者はがっかりしていますがめっちゃ笑ってしまいました。
ブダイにとってはラッキーですよね笑 フッキングされていたのはメスですね。ということはオスはまだ口の中に残っているかもしれません。
しかし、同行者の掛けたブダイにもタイノエが寄生していたということですよね。宇佐美よりも洲崎の方が寄生率高いような・・・。地域的な特徴なのかな。
調べると、タイノエって食べることができるみたいですね。エビのような旨味だとか。見た目がグロいので食べる気はしませんが・・・。幼体の時に海に漂って魚のエラから侵入し舌に寄生するそうです。
2体のタイノエが魚の中で出会うと、最初に入ってたタイノエがメスに性転換するそうです。大きいのがメスで小さいのがオスですね。
そして、寄生した魚が死ぬときにそのタイノエも生涯を閉じるそう。なかなか面白い生態ですね。今まで釣った魚ではアイゴにも寄生しているのを見たことがあります。メジナでは見たことはないですが、尾長には寄生することもあるそうですね。口太はどうなのかな。
この後もブダイを狙ってみましたが、アタリはありませんでした。やはりブダイは日中の魚ですね。10-15時くらいに釣れることが多く、夕方には反応が無くなります。
メジナはいずこに
では、本格的にメジナを狙っていきます。
コマセを打ちつつ根の際から攻めてみます。反応はありません。エサも丸残りですね。エサ取りがいないのはいいことですが、生体反応が全くないと結構きついものがあります。
いよいよ暗くなってきたのでウキにミライトを差し込んで夜仕様に変更します。ところでミライトって値上がりしてますよね。数年前は200円台で買えたのに現在は450円くらいと倍近く値上がりしています。オキアミや付けエサも値上がりしていますし、物価高の波が釣りの世界にも来ていますねえ。
最初にいた場所は余りにも反応がないので最初の釣り座に戻りました。干潮ということもあり沈み根が完全に露出しています。潮の流れもなくおてあげ状態。
厳しいなあ。日が落ちて急に気温が下がってきてすごく寒くなってきました。コマセを撒き続けますが全く反応はありません。
潮が干潮から上げに変わりましたが、大きな変化はなくコマセを撒ききり終了です。イヤー厳しかった。
ここでは20時以降にしか釣れたことがないので、そういう場所なのかなあ。ただ、今回は潮回りがイマイチでしたね。夕マズメで干潮が重ならない時にもう一度チャレンジしたいですね。
残念な結果に終わりましたが、またリベンジしたいと思います。
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