やっときました夜磯シーズン!Xで夏磯らしい釣果がどんどん挙がっていて、うずうずしていました笑
仕事が忙しく行けたのが前回から1か月後。いつも一緒に行く友人と相談し、夏の夜磯で一番釣果がある「洲崎西遊歩道先の磯」に行くことにしました。
釣れるといいなあ。
釣りデータ
【時間】19:00ー6:00
【水温】測り忘れていました
【付け餌】自家製オキアミMサイズ 豆アジ イソメ
【当日の状況】
自作ウキを作る
実は釣りに行けない間、自作ウキを作っていました。私のウキは夜釣り対応なのでミライト(又はケミホタル)が装着できるようにしています。
夜釣りは根掛かりも頻発しウキのロストも多いです。つまり同時にミライトも失うんですよねー。最近はミライトも値上がりし450円ほどでしょうか。これが結構キツイ。代用品となると同じサイズだとケミホタル37ですが、光量が弱い・・・。
で、思いついたのがもう一つ大きなサイズのケミホタル50対応のウキはどうかなと。
さっそく作ってみました! やはり自作ウキの良いところは自分の好きな形が作れるところですよねw
・・・作りすぎた笑
黄色と奥の大きなタイプがケミホタル50対応の新作ウキです。
装着するとこんな感じ。(新作ウキはケミホタルではなくてウミホタルを付けていますが)
毎回作りすぎるので、友人(兼テスター)にも複数個渡す予定です。
さて、使用感はどうかな。楽しみだ。
釣り場まで
洲崎西港に着いたのは17時ごろ。港で軽く晩御飯を食べてから向かいます。
この日は熱中症警戒アラートが出るくらいの高温予報でしたが、最初こそ暑かったものの釣り場は意外に風も吹いていて気持ちいい環境でした。
久々に来たのですが、裏側では何か造成工事していますね。別荘でも作るのかな。
今回は新たなエサ、イソメを持ってきました。磯釣りではあまり使わないのですが意外に釣れるということで試してみることにしてみました。
早速準備をしていきます。
前半はイマイチ
釣り座をいつもの場所ではなく、その隣にある海にミゾがつながる地形でやることにしました。
ジギングロッドを使ったぶっこみで豆アジを足元にセットし、フカセ釣りはコマセを撒かずにイソメの1本掛けで磯際を狙ってみることにしました。
イソメにはあたりはないな・・・。と、ぶっ込みの竿先がガンガン揺れています。
いきなり来たか! ・・・糸ふけを取り一気に合わせる!が、魚の重みを感じることなく速攻切られました。
ありゃ、ウツボかな。ラインを撒くとなんとPE側から切れています。
うーん?なんでだ。
再度仕掛けを結束してから手で引っ張り強度を確認すると、PEが切れてしまいます。
あーこれは劣化してるなあ。PE2号ですが経年劣化で使えなくなってました。これは痛い。
予備のリールは4000番に4号のナイロンのものしかありません。ナイロン4号がどう考えても心細いですが背に腹は代えられないので、急遽、5号遠投磯竿に4000番とナイロン4号のブッコミ仕掛けに変更です。
すると、別の場所でフカセ釣りをしていた友人が叫んでいます。何か釣れたようですね。
見に行くと40に満たないナイスサイズのオジサン。おー夏磯らしい素晴らしい釣果。いいですねー。
私は再度イソメを磯際に流していきます。反応は全然ありません。イソメはダメかなあ。
するとぶっ込み竿に反応が。思い切り合わせるとかなりの重量感!引きはありません。これは・・・w
手前まで寄せると案の定ウツボ先生でした。しかもデカイ。どうしようか悩んでいるとハリスを切られてオートリリース。まあ、良かったw
あたりも暗くなってきましたが一向にイソメには反応はなし。よしフカセ釣りをするか。
夏の夜磯開幕!
いつもの釣り座に移動しフカセの準備をしていきます。
波もそこまでありません。日中は波っ気があった方が釣れることが多いですが、夜釣りはあまり波があるとやりにくく釣果もいまいちなことが多いです。なのでこれくらいの波が丁度いいですね。
足元にコマセを打ちつつ、磯の際から狙っていきます。
開始してから10分ほど経過した頃でしょうか。離れ根と離れ根の間を流しているとウキが沈みこみます。グッと合わせると鋭い引き!
これはメジナだな。よーしいいぞ! 竿を立てて突っ込みを耐えていると、なんと針外れ。
あーやっちまった。まあ、始まったばかりですからね。これからこれから。
再度同じ根の間を狙っていきます。するとウキがジワーっと沈んで戻ってきません。
グッと竿を立てると、なかなかの重量感!手前まで寄せると急に走り出します。うお、なんだ? 突っ込みをいなしながら抜き上げるとオジサンでした。35センチほどかな。今季初オジサンです。嬉しい。
いよいよ活性上がってきたかなと思いきやここからは沈黙・・・。
なかなかうまくいきませんなあ。
友人は最初に私が釣り座を構えていた場所で釣りをすると言って移動していきました。
ちょっと疲れたので軽食を食べながら、空を眺めると満天の星空。というか天の川が見える。すげえ・・・。
夏の夜で見えるってなかなかありません。よほど大気がきれいなんだろうな。良い場所ですね。
さて、一息ついて友人の様子を見に行くと竿を曲げています。おぉやるな。
上がってきたのは40センチほどのオジサン。いいですねー。よし、俺も再開しよう。
先ほどよりも少し沖を狙うことにしました。反応はありませんが、どんどんコマセを撒いて魚を寄せていきます。
沖は比較的波があるので、新型ウキの大型に変更。うん、波にも負けず安定していますね。なかなか使いやすい。
すると、ウキがジワーっと沈んで戻ってきません。お?グッと合わせると魚の重量感!
きたきた! 半分ぐらいまで寄せたところで一気に根の方に走っていきます。うわ、なんだ? 必死に竿を立てて耐えていると観念したのか寄ってきました。赤ライト越しに見える銀色の魚体。
やったクロダイだ!久々に釣ったなあ。そのまま抜き上げると40センチほどの綺麗なクロダイでした。
館山は水がきれいなのでクロダイでも十分食べることができます。というかメジナより美味しい場合が多いかもw
それからしばらく続けましたが反応は途絶え丁度満潮になってしまいました。
夏の魚!からの謎の大物
満潮でいったん休憩し、最初に釣り座を構えた場所でぶっ込みとフカセ釣りを並行することにしました。
友人も私のそばで釣りをすることに。すると、第一投目。
20mくらい飛ばしてウキがなじんだ瞬間、手元にまでくる大きなアタリ!
来たのはイサキ!35センチほどでしょうか。これは群れが来たかも。しかし、後が続きません。うーん渋いなあ。
ぶっ込みにはたまにあたりが来ますが、来るのはウツボばかり。1時間ほど経過し友人は別の釣り座に移っていきました。
私はぶっ込みの仕掛けも入れているので、移動はおっくうなのでここで継続です。
狙う場所を色々変えていますがイサキ以降アタリは全くありません。ふとぶっ込み竿に目を向けると、竿先がスイー、スイーと動いています。
なんかウツボとアタリが違う気がする・・・。と、反対側で釣りをしていた友人が叫んでいます。なんだ?何か釣れたのかな。
目を向けると友人のウキが私の方向へ流れて来ています。根掛かりロストしたみたい。それを掬ってほしいとのことでした。私のタモは目が粗いので多分掬えないけどやってみるか、とタモを取りに釣り座に戻った時、ぶっ込み竿の穂先が海中へ沈んでいます。
うわ!まじか!ドキドキする鼓動を抑えながら竿を手に取りグッと合わせると、根掛かりかと思う重量感!いや、魚付いているぞこれ!
左の根に向かって一気に走っていく!こっちは5号磯竿ですが、凄まじいパワーです。止められないと思った瞬間、ふっと軽くなり痛恨のバラシ・・・。
うわーーーーうそでしょーーー。半泣きになりながらリールを巻いていると道糸から切られていました。
あ、、、そういえばPE2号のリールがダメだったので予備の4000番ナイロン4号にしてたんだった・・・これは勝てるわけがない。
やはり準備が大事ですね・・・。めちゃくちゃショックでしたが、いい教訓になりました。
ちなみに友人のウキははるか沖に流れてしまいましたw 俺が作ったウキですけどね笑 まあ、根掛かりロストは仕方ない。(ちなみに友人は差し上げた3個のウキをすべて今回の釣行で根掛かりロストしていますw)
騒ぎを聞きつけた友人が、この釣り座でぶっ込みを開始しましたが掛かるのはウツボばかり。私は心が折れたので、クロダイを釣った釣り場に戻り、フカセに集中することにしました。
朝マズメは・・・?
ぶっ込みやらイソメやらでフカセに集中していなかったので、コマセがかなり大量に余っています。時間はすでに3時半。ここから急ピッチでコマセを撒いていきます。
ですが、波が段々強くなり、釣りがしにくい状態に。あたりも徐々に明るくなってきました。
あーこのまま終わりかなあと半ばあきらめかけた時、根の間に流していたウキがスッと沈みます。合わせると凄まじい引き!
え、え、え、何これ? すごい引きなんだけど!
必死に竿を立てていると、あっさり上がってきました。上がってきたのは30センチほどの尾長でした。しかも尻尾の根元に掛かるというスレ掛かり笑
そりゃー引くわけだw
ヘッドライトなしでも視認できるほどの明るさですが、いい塩梅に海が荒れてサラシが出ています。ここに朝マズメが重なったからか、かなり活性が上がってきた様子。
毎投アタリが出ます。たまにバラシもありますが掛かるのは尾長ばかり。しかしサイズが出ない・・・。地合いは15分ほどでしょうか。
なんとかお持ち帰りサイズを2匹キープできましたが、最後はフグが出てきてしまったので終了です。
結局、あの後ぶっ込みを続けた友人はアタリもなかった様子。
ふー、この釣り場にしてはあまり数が出ませんでしたが、相変わらず多種多様な魚が釣れました。良いところですね。
次は絶対、あのバラした謎の大物を仕留めると決意し釣り座を後にしました。
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