今回の釣行は日中スルルーと夜磯釣りの二本立て!贅沢すぎる・・・。
釣行記も長くなるので前半と後半に分けました。この記事は前半となります。
私は夜磯のフカセ釣りを主にしていますが、スルルーも実は大好きでして笑 小湊は一度しか行ったことはないのですが、潮通しの良さからも本格的なスルルーが出来そう、と前からひそかに狙っていました。
小湊は潮が引かないと入れない場所が多いのですが、この日は大潮。しかも11:00にー7cmの干潮となる潮回りで、日中スルルーには非常に良い条件。これはやるしかない!
スルルーには少し時期的に早いのですが、小湊の魚影ならいけるでしょ!と挑戦してみました。
釣りデータ
【時間】9:30-13:30
【水温】19.4℃
【コマセ】バルト海イワシ 1.5kg
【付けエサ】キビナゴ、バルト海イワシ
【当日の状況】
釣り場まで
今回も交通費を節約するために行きは下道です。家を5時半に出発し約3時間かけて小湊漁港に到着。高速を使えば2時間半。時間差30分であれば下道行く価値ありますね。約2500円くらい浮きました^^
ちなみに今回のスルルー用の撒き餌は業務スーパーで買ってきた「バルト海イワシ」です。なんと500g×3袋=1.5kgでお値段は驚異の741円(税込み)!これで釣果が出るならお買い得ですよねえ。最近、釣行の満足度を下げずに安くする方法ばかり考えています笑 今度記事にまとめようかな・・・。
付けエサはイワシオンリーだとさすがに厳しい可能性が高いので、キビナゴ1パックだけ購入しました。
さて、ウェーダーに履き替え背負子を担いで遊歩道を歩いて磯に向かいます。
すでにかなり潮は下げており、磯が露出していますねえ。歩くこと5分。小弁天が見えてきました。
前回、小湊に初挑戦した「広瀬台」には釣り人が3人ほど入っています。ここも先端はかなりドン深になっているので、スルルーには良さげですよね。
まーでも今回は「ドボダナ」が狙いです。「ドボダナ」は小弁天の先にある大弁天付近にある磯で以前から行きたかったんですよね。
遊歩道は小弁天で終わりなので、そこから先は砂浜や磯の上を歩いていきます。
砂浜を越え、磯の上を歩いている時でした。足を滑らし見事に尻もち!痛い・・・。お尻を強打しましたが何とかケガはありませんでした。いやー危なかった^^;
一見滑らなさそうな磯に見えたので、ワンタッチザイルを装着していなかったんですね。これが良くなかった。その場でザイルを装着し大弁天を目指します。
歩くこと10分。大弁天に到着。
かなりの多くの人が入っています。大弁天周辺はどこも人が入っているような・・・。
大弁天を回り込み「ドボダナ」を目指します。が、すでに一人入っていますねえ。入れる場所あるかな・・・。近くまで寄ってみると、ピトンを2本うち、ブッコミ竿を2本セットして空いた場所でジギングをされていますね。ずいぶん贅沢な使い方だな笑
この状態だとさすがに入れないなあ。まあ小湊は広いので他を探しますか。
最終的に落ち着いたのは「ケツマクリ」という広大な磯でした。ここには誰もいなかったのでゆっくり準備を始めます。
仕掛けを作っているとボートが接近してきます。船の上にはウェットスーツを来た2人。ん、まさか。なんと私が釣りをしようとしている場所で素潜り開始。サザエとか狙っているのかな。これは釣りにならないなあ。
仕方ないので釣り座を変更します。最初の場所が良い感じでしたが、仕方ありませんね。気を取り直して釣りを開始します。
まずは水深チェック。3.5~4ヒロほどですね。かなり深い。潮はあまり動いていないな・・・。
目の前のサラシの先から狙ってみます。反応はなし。エサすら取られません。まあ、いきなりは来ないよね。辛抱強くイワシを撒きつつ探っていきます。
周りを見ると石鯛師が大半ですね。何人か上物狙いの人もいる様子。あまり釣れている気配はないなあ。
サラシの先を流しても反応がないので、安定の磯際を攻めてみることに。
ただ、波が入ると左から右に大きく仕掛けが流されるのでなかなか安定しません。
波と波の間で流れが落ち着いた瞬間を狙って仕掛けを投入します。
すると仕掛けがなじんだ瞬間、ウキがススーっと沈んでいきます。お、来たか?
竿を立てると凄まじい引き!やばい大物だ!3号竿が大きくしなりドラグ音が鳴り響きます。やばいやばい!
道糸8号とハリス7号だけど耐えきれるのか、、、心臓バクバクしながら必死に竿を立てて、必死にリールを巻いてきます。切られるにしてもせめて姿が見たい!
5分ほど格闘しているとついにサラシの中に魚影が見えました。
でかい!1mくらいあるぞ。黒くて細長い・・・?
わーサメだー。
ワクワクのテンションから一気に「・・・スンッ」と気持ちが冷めます。
しかもここから粘る粘る。海面に出して空気を吸わせても元気いっぱい。おいおい勘弁してくれ・・・。
10分ほど格闘しやっと観念したのかタモに収まってくれました。
ざっと見てもサイズは1mを超えています。実は初めてサメを釣ったので少し嬉しい笑
記念写真を撮って海にお帰りになってもらいました。
掛けてからタモ入れまで20分はかかったな。全身汗びっしょり。イヤーでも楽しかった!水分補給しながら少し休憩。ふと海を見ると素潜りボートが引揚げていきます。
お、場所を変えよう。最初に入りたかった場所に戻ることにしました。
こちらは仕掛けを入れると沖に流れていく良い潮です。いいぞいいぞ。
しかし・・・アタリは一向に出ません。1時間ほど頑張りましたがまるで反応なし。場所を変えますか。
目の前に離れ磯のある場所です。水の中には大きな沈み根が見えますね。よし、ここを狙うか。
結構潮の流れが強く、左から右に勢いよく流れていくな・・・。よし磯際を狙おう。潮の流れに乗せて磯際を広範囲に探る作戦です。
仕掛けを投入するといい感じに流れていきます。しかし、アタリはなく20分経過。
ちょっとダレてきた瞬間、ウキがぴゅーっと沈みます。うわ!油断した!合わせるも空振り・・・。エサは取られているので明らかにアタリでした。くそー。
再度仕掛けを流していくと、またウキがずーっと沈みます。
グッと合わせると、凄まじい引き!ってか、この引き・・・これ、さっきのヤツじゃ。さっきほど強くはないですが似た様な引き。
・・・やはりサメでした。さっきよりも小ぶりかなあ。今度は5分くらいでネットイン。ふぅーサメにも慣れてきたぜ。
リリース。しかし、サメしかいないなあ。スルルーには早すぎたのかな。
このあとはアタリも無くなったので一番最初の場所に戻ることにしました。
時間はすでに13:00。すでに潮は上げです。やれてもあと1時間かなあ。潮の流れの変化があるか期待しましたが、あまり動いていません。うーん。
ここはあまり良い釣り座ではないのかな。仕方ないので最初にサメを掛けた磯際を流していると・・・ウキがすいーっと沈みます。
グッと合わせるとまたもや強烈な引き!これ絶対サメだろ!汗
今まで一番強烈な引きです。腕がやばい・・・。タモを片手に四苦八苦していると石鯛師が来てくれてタモ入れをつ手伝ってくれました。
いやー助かった。サイズを測ると今日一にでかい140cm
もう疲れました笑
手伝ってくれた方は小湊が長いらしく色々教えてくれました。やはりスルルーには時期が早い(水温が低い)のではとのこと。
やっぱりそうなんですねー。ただ、上物の磯竿でこのサイズのサメをあげたのはすごいね!と褒められました笑
餌は少し残っていますが体力的に限界だったので撤収することに。いやー疲れた。車に戻り昼食を取った後。「洲崎灯台」に向かいます。何か釣れるといいけど・・・。
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