自作ウキの紹介

自作ウキ

私が使っている自作のウキについてご紹介します。

作るきっかけ

私は夜の磯釣りが大好きなので、自作ウキを作る前はいろいろなメーカーの電気ウキを使っていました。

夜の磯釣りであってもこの電気ウキがあれば大丈夫!というものはなく、釣り場や海の状況によって使いやすいタイプが変わるのは日中のフカセ釣りと変わりません。やはり値段の高いものはよくできていますし使いやすいです。

色々なタイプがありますね

当時よく使っていたのが、釣研のLFスマートカン付とT-Lancerという電気ウキでした。メインはLFスマートカン付、海が穏やかな場合はT-Lanserというように使い分けていました。ドングリタイプのウキは中通しが主流なのですが、カン付タイプが好みだったのでこの2つをメインに使っていました。

私は夜の磯釣りでは磯際をよく狙うため、根掛かりすることが多くウキのロストは日常茶飯事です。磯際を狙わなければいいのですが、やはり根掛かりしそうな場所に魚が潜んでいることが多いんですよね。

もちろん根掛かり=ウキロストではありませんが、1釣行で平均1個はウキをなくしてしまっていると思います。多すぎですかね?笑

で、ある時一晩でウキを4個ロストしたことがありまして。LFスマートカン付を使っていて全部新品でした。マジできつかったです。

コストを下げるためにネットで売られているような安いウキを使ったこともありますが、すぐに浸水して壊れたりと使い物になりませんでした。

また、LFスマートカン付は非常に使いやすいウキなのですが、ある程度の強度はあるもののプラスチック製なので磯にぶつかって割れる、ヒビからの浸水による浮力低下、ライトの不点灯などのトラブルが多く、正直、磯の夜釣りあまり向いていないなと感じていました。

LFスマートは赤色部分がよく割れます。
こういう感じでヒビが入ると浸水し使えなくなります・・・。

そのため、T-Lancerのように割れる心配のない素材でミライトを差し込めるタイプ、かつドングリタイプのウキが欲しいなあと思っていました。

ネットでいろいろ探しているうちに、ウキを自作している方々のブログを見つけて、そうか、自分で作ればいいじゃないかと思い自作ウキを始めたのがきっかけです。

電気ウキに求める性能

電気ウキを自作するうえで、①視認性②遠投性・操作性耐久性の3つを重視しました。

視認性

当たり前ですが、夜釣りにとってウキの光の見やすさは非常に重要です。電気ウキには大きく2つのタイプ、①電池をウキに入れるもの、②ケミホタルやLEDライトを差し込むもの、となります。

光りの見え方を比較するとこのようになります。

意外とケミホタルも明るくみえます。

暗くして離れて見てみましょう。

ちょっとボヤけていますが

こうしてみると、意外に差はありませんね。やはりケミホタルが若干暗いですね。釣り場ではケミホタルは遠い距離だと明らかに見えにくいです。

電池式は構造的に自分で作るのは厳しかったので、自作ウキはミライトが装着できるタイプにしました。このように、ウキのトップにミライトを差し込むことができます。もちろんケミホタルも差し込むことができます。足元などの近場を狙う時など、ケミホタルでも十分見えるような場合に使い分けることができます。

ミライト327もケミホタル27も装着可能です

遠投性・操作性

カゴ釣りのように何十mも沖を狙うことはありませんが、磯釣りでも20m~30m先の離れた磯の際などを狙うこともあります

そのため、遠投性能と操作性能は欲しいところです。

ウキの遠投性能はウキの形状と重さによるところが大きいです。カゴ釣り用の飛ばしウキのようにロケットのような形は操作性能が悪く磯釣りには向かないので除外しました。

ある程度の重さが必要だったので、自作ウキは木製のドングリタイプにしました。木製(ヒノキ材を使用)のウキですので、小型でも重さがあるのが特徴です。

そのため、LFスマートと同じ号数であれば、大きさは一回り小さくて重さはほぼ同じです。

遠投性能は体感ですがLFスマートカン付より上ですね。かつ、一回り小さいため操作性能においても自作ウキが上回っていると感じます。ひいき目もあるかもしれませんが笑

耐久性

ウキが磯にあたって破損することを減らすため、自作ウキは素材を木材にしました。中でも耐水性能の高いヒノキ材を使っています。

出来るだけ強度を上げるため、削り出した後は

①サンディングシーラー3回

②焼入れ

③下地(白)塗装3回

④朱色塗装3回

⑤ウレタンコートを3回どぶ漬け

の工程で作成してます。

今まで使っていて壊れたことはありません。磯にあたったりするので、多少のへこみやウレタンコートの剥がれなどはでますが、木製なので割れることもなく長く使うことができています。

これは3度の釣行で使ったウキです。磯にぶつかったりしているため多少の凹みや傷がありますね。

自作ウキと市販ウキの比較

自作ウキと市販ウキを比較してみました。

こちらは釣研のホームページで公表されているLFスマートカン付の詳細データです。

大きさ

LFスマートカン付は最大外径29mmで長さは45mmです。

自作ウキは、30mmのヒノキ丸棒を35mmで切り出してから削り出しをしています。

比較すると全長に違いがありますね

外径はLFスマートカン付とほとんど同じですが、自作ウキは全長が約10mm短いです

重さ

次に重さを比較してみましょう。

Bのサイズで比較してみます。

LFスマートカン付は16.5g。自作ウキは17g(自作ですので重さは若干ばらつきがあります)です。

自作ウキの方が若干ですが(0.5g程度)重いです。

見た目

オーソドックスなドングリウキの配色です。上部分は朱色、真ん中に白色の帯、下部分は焼入れを入れた木目です。この木目が美しいですよね~。お気に入りポイントです。

カン付部分はステンレスワイヤーを使用しているため、錆びることはありません。上部中心にミライト、ケミホタルが装着可能な穴があります

(真横から) 木目が美しいですね。
(上から) ミライトを差し込む穴です。
(下から) カン付部分です。
(ミライト装着状態) 付属のチューブに差し込んでください。

値段

市販のウキの中でもLFスマートカン付とT-Lancerの値段を調べてみました。(2023年7月時点)

LFスマートカン付の場合

本体・・・1232円  ピン形リチウム電池(2本)・・・340円  合計1572円

T-Lancerの場合

本体・・・1496円 ミライト・・・450円 NT-TOPケミ・・・124円(1本当たり)

 合計2070円

ミライトを装着するのにNT-TOPケミというアタッチメントが必要になります。これが近くの釣り具屋ではなかなか売っていません。今回は1個だけ残っていました。

ネットでもあまり見なくて手に入りにくいです。なので、使うのを止めたというのもありますね。ただ、使いやすいウキではあります。

例えば私の場合、ひと月に1回くらい釣りに行きます。てことは年間12回。毎回ウキを1個ロストしたと考えると・・・。

LFスマートカン付 1572円×12=18864円

T-Lanser 2070円×12=24840円

いやー高い。ちょっとした竿が買えちゃいますね。計算してゾっとしました。

ウキは重要なアイテムですが消耗品でもあります。特にロストの危険の高い夜釣りでは単価を抑えたいところです。

その点、自作ウキの場合は材料費と手間賃のみです。自作ウキの材料費は市販ウキよりもはるかに安いです。(作るのに手間がかかるので時給換算すると本当に安いのかは微妙です笑)

実際に自作ウキで釣った魚たち

参考までに、自作ウキで釣った魚を紹介します。

主に夜の磯釣りの釣果ですが、ミライトを装着しなければ普通のカン付ウキですので、日中でも使用可能です。

クロダイ
メジナ(口太)
メジナ(尾長)
ブダイ
フエダイ
イサキ
ホウライヒメジ(オジサン)
タカノハダイ笑

どうでしょうか。市販のウキと遜色のない釣果だと思います。

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