実は昨年から息子とちょいちょい釣りに行ってまして。
最初の頃は堤防をメインに釣りをしていたのですが、コロナの影響で立ち入り禁止エリアも増え厳しくなってきました。
なので、昨年からは子供でも入れそうな、比較的安全な磯で日中にはなりますが二人でフカセ釣りを楽しんでいます。
・・・が!昼間は釣れない!笑 いや、釣れるのですが木っ端サイズなんですよねー。いや、まあ、私の腕がないのですが汗
子供は木っ端サイズでも十分楽しそうにしていますが、やはり大きな魚の引きを経験してもらいたいという気持ちもあります。
なので、多少暗くても大丈夫そうな磯を選んで、夕マズメから20時くらいまで半夜釣りの釣行を計画してみました。
釣りデータ
【時間】17:00ー21:00
【水温】23.8℃
【付け餌】自家製オキアミMサイズ 豆イワシ
【当日の状況】
釣り場まで
家を出たのは昼前。3連休の初日ですが昼頃に向かったおかげか道はそこまで混んでいません。
今回は「マリンスポット釣吉」さんでエサを買うことにしました。オキアミ3kgと釣吉さんのオリジナル配合餌を購入。このオリジナル配合餌はお値段が安めでおすすめです。
時間は14時過ぎ。遅くなりましたが、お昼ご飯を買いにスーパーのODOYAに向かいました。
私の住む地域にはODOYAは見かけないのですが、この館山エリアでは一般的な地元のスーパーです。鮮魚の品ぞろえが豊富でお気に入りです。
フカセ釣りの合間にぶっ込み釣りもする予定なので豆イワシを購入しました。
お昼ご飯を選んでいると息子がすごいお弁当を発見!一見、オードブル詰め合わせに見えますが、なんと丼のようです。
息子をめちゃくちゃ気に入ったようで、「これがいい!」とのこと。二人なら何とか食べられるかな・・・笑
写真で見ると分かりにくいですが、ピザぐらいの大きさなんです。しかも結構おいしいw
二人分のお弁当を考えると結構お安いかも? お腹もいっぱいになったので、今回の釣り場まで向かうことにしました。
釣りの前に・・・
駐車スペースに停めて海岸へ下っていきます。この道がなかなかの急勾配で結構危険です。
息子も何とか私に続いて降りています。海岸に到着し少し歩くと目的の磯ですが、その前に現れる小さなワンド
ここ、釣りに行くたびに思っていたのですが、めちゃくちゃ綺麗なビーチなんです。なので、ずっと子供に見せたかった場所だったんですよね。
天気が悪いのであまりきれいに映っていませんが、水の透明度がハンパない!
涼しくなるまで息子と二人で水遊びをすることにしました。息子は大喜び!
水温は23℃と若干冷たいのですが、気持ちいいですねー。このプライベートビーチ感がたまらない。
いやーほんとにいい場所だな。ここ。潜ってみると小さなベラやフグが見えます。大きい魚はいません。
夕方からの釣りに若干不安を覚えますが、2時間ほど水遊びを楽しみ着替えた後、いよいよ釣り開始です。
夕マズメは・・・?
息子にコマセを混ぜてもらっている間、まずはブッコミの仕掛けを入れていきます。エサはODOYAで購入した豆イワシ。身が柔らかいので遠投せずに足元にそっと入れていきます。
さて、フカセ釣りの準備も出来たので釣り開始です。
子供との釣りは、基本的に私が仕掛けを入れてから竿を渡して釣ってもらうスタイルです。いずれは自分で餌付けから投げまでやってもらい所ですが、まだ少し難しいですねえ。
すると第一投目。竿を手渡してからウキを見るともうありません。お、さっそく魚が掛かったぞ。息子は大喜び。
上がってきたのは木っ端メジナでした。
普段なら当然リリースですが、一応活かしバッカンに入れてキープします。幸先良いですね
次に釣れたのはフグ。まあ明るいし仕方ないですな。コマセを撒くと何やら小魚が群れで寄ってきます。なんだろ?サバっぽくはないけど・・・。と、息子がまた釣りあげます。
あーこいつか。ボラの子供ですね。小魚の正体はミニボラでした。食べてみたいというのでこれもキープ。
ここからアタリが遠のきます。喉が渇いたというので水分補給中、私が代わりにウキを流していると・・・。
ウキがジワーっと沈みます。おっ来たか?スッと合わせると中々の引き!これは大きいかも。かなり突っ込みますね。
何とか手前に寄せてちらっと見えたのは茶色の魚体。アイゴだw
息子は普段見ない大きさなので大喜びですが、背びれに毒があるので注意が必要です。慎重に針を外してリリース。体格の良い30センチほどのアイゴでした。
うん、活性が上がってきたかな。また、竿を子供に渡します。
しかし、ミニボラの群れに囲まれているのかエサばかりが取られます。
よし、狙う場所を少しずらしてみるか。するとエサは取られずいい感じ。
ふとぶっ込み竿が気になり回収してみるとエサが取られていますねえ。豆アジをセットしていると、息子が「キタ!」と声を上げています。どれどれ、見に行くとかなり竿が曲がっていますね!
すると、「巻けない・・・」お、かなり強いのかな。手伝おうかと近づくと、なんとリールが糸で絡まっています。レバーブレーキを誤作動させてしまって、逆回転しバックラッシュのような状態になっていました。
あちゃーこれはきつい。竿を受け取ると明らかに魚が付いています。しかも結構な引き。落ち着いて糸がらみを解消し立て直しましたが、すでに針外れ・・・。あらら。
めっちゃ悔しがっていますね笑 そうだよなーw まあ、こういうのも釣りですからね。良い経験ができた!周りもだんだん暗くなってきたので自作ウキにケミホタルを差し込み、夜釣りへ突入しました。
夜釣りでは・・・?
しかし、ここからアタリがピタッとなくなります。磯際を狙いますが根掛かり連発。
そして事件が発生しました。
3度目に根掛かりした時でした。息子から竿を受け取り、根掛かりを外すために竿にテンションを掛けると針が外れ、勢いよくウキが飛んできて竿に激突。
「ガシャン!」と嫌な音。げっやっちまった・・・
竿を見ると先端から3節目の部分が真っ二つに! ぎゃーやっちまった!
よく見るとトップガイトも根元から折れています。先端の竿先は過去に3回ほど折っており、もう竿先を詰めるのも限界がありました。
これは、トップガイト、先端竿、3番目の竿のすべての交換が必要ですね。帰って調べたら合計25000円ほどでした泣 私の所有する磯竿では一番高いやつなので当然修理をしますが、ちょっと金欠なのでしばらく先かなあ・・・。
夜磯では1.25号竿はあまり使わないのでそこが救いではありましたが・・・。
仕方ないのでぶっ込みに使っていた3号磯竿を急遽フカセ釣りに代用します。
道糸8号、ハリス8号とずいぶん強力なタックルですが、まあいいでしょう。3号竿はさすがに息子には重すぎるようで、ここからは私が釣ることにしました。
コマセも残り少ないです。時間も20時を回っています。大きなアタリがあったとはいえ、キープできているのは2匹の木っ端のみ。何とか大きいのを持って帰りたい!
1投ごとに集中して仕掛けを入れていきます。
すると、不意にウキがスッと横滑り。瞬間に合わせるも空振り。くっそ。
でも、これは、魚が来てるな。コマセは残り2回分。気合を入れます。
仕掛けを沈み根の際に流します。ゆっくり右から左へウキが流れていきます。左の根にかなり接近し、これ以上近づくと根掛かりかなと仕掛けを回収しようとした時でした。
ケミホタルの緑色の光が海へジワーっと沈んでいきます。一呼吸おいてから竿をびしっと立てると中々の重量感!
よっしゃ! 根に突っ込もうとしますが3号竿と8号8号なので強引に引きはがし手前に寄せます。
そのまま磯上へぶっこ抜き近寄ってみてみると、良型のメジナ! やったー!
息子も始めてみる大きな魚に大興奮。ラスト2投というところでなんとか釣り上げることに成功しました。
大きさは35センチほどの口太メジナでした。
息子に釣らせることはできませんでしたが、バラしてしまった大きなアタリがかなり悔しかったようで、「次は自分で釣りたい!」と意気込んでいました。
これはもう1回行くしかないですね。このまま釣り仲間になってもらえると嬉しいなあ。
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